秋の楽しい季節がやってきましたね!
みんなが大好きなハロウィン、ところで30日と31日、一体どっちが本番の日かご存知ですか?
そもそもハロウィンのイベントっていつからいつまでですか?
そして、その起源や、実はちょっと怖い本当の意味も気になりますよね。
結局のところ、30日と31日、どっちで楽しむのが正解なんでしょう?
この記事で、そんな疑問をスッキリ解決しちゃいましょう!
ハロウィンは30日?それとも31日?気になる本当の日付をチェック!

ハロウィンは30日?それとも31日?気になる本当の日付をチェック!
ズバリ!ハロウィンの正式な日は10月31日なんです
こんにちは!秋が深まると、なんだかワクワクしてきますよね。
街がオレンジや黒に彩られて、楽しい気分にさせてくれるハロウィン。
「パーティーは週末だったけど、本当の日はいつだっけ?」なんて会話、よく聞かれます。
ここでハッキリさせちゃいましょう!
ハロウィンの正式な日付は、毎年10月31日なんです。
これは世界共通のルールで、曜日が変わってもこの日付だけは変わりません。
ただ、31日が平日の場合も多いですよね。
そのため、みんなが参加しやすいように、仮装パレードや大きなイベントはその直前の週末に開催されることが多いです。
だから「ハロウィンは10月の最後の週末」というイメージが広まっているんですね。
ハロウィンのルーツを辿ってみよう!その起源とは?

ハロウィンのルーツを辿ってみよう!その起源とは?
ハロウィンって、ただの仮装イベントじゃないんですよ。
実は、とっても古くて深い歴史があるんです。
その起源は、今から2000年以上も昔。
古代ヨーロッパのケルト人が行っていた「サウィン祭」というお祭りにまで遡ります。
ケルトの暦では、サウィンは夏の終わりと冬の始まりを告げる節目の日。
日本でいう大晦日のように、一年の切り替わりとして大切にされていました。
この日は、秋の収穫を神様に感謝し、来る冬に備えるための重要なお祭りだったんです。
季節の変わり目の儀式でもあったんですね。
どうして仮装するの?ちょっぴり怖い本当の意味とは

どうして仮装するの?ちょっぴり怖い本当の意味とは
さて、ハロウィンといえば仮装ですよね!
でも、なぜお化けや魔女の格好をするのか、不思議に思ったことはありませんか?
これにも、先ほどのサウィン祭が深く関係しています。
古代ケルトの人々は、10月31日の夜になると、あの世とこの世を隔てる扉が開くと信じていました。
そして、亡くなったご先祖様の霊が、家族に会いに帰ってくると考えられていたんです。
ここまでは、日本のお盆と似ていて、なんだか温かい気持ちになりますよね。
でも、話はここで終わりません。
扉が開くと、ご先祖様だけでなく、悪霊や魔女といった悪い存在も一緒にこの世にやってきてしまうと恐れられていました。
そこで人々は、自分たちが人間だと気づかれないように、悪霊たちの仲間だと思わせるために、恐ろしい仮面をつけたり、お化けの格好をしたりして身を隠したんです。
そう、ハロウィンの仮装の始まりは、悪霊から身を守るための「魔除け」だったんですね。
これが、ハロウィンのちょっぴり怖い、本当の意味なんです。
かぼちゃのランタン、昔はカブだったってホント?

かぼちゃのランタン、昔はカブだったってホント?
ハロウィンのシンボルといえば、なんといっても、あのニヤリと笑うかぼちゃのランタン!
「ジャック・オー・ランタン」という名前も有名ですよね。
このランタンにも、アイルランドに伝わる面白いお話があります。
昔々、ジャックという悪賢い男がいて、悪魔をだました罰として、死んだ後も天国にも地獄にも行けず、ランタンの灯りだけを頼りに永遠にこの世をさまよい続けている…というお話です。
でも、驚くのはここから。
このお話でジャックがランタンにしていたのは、実はかぼちゃではなく「カブ」だったんです!
このお話が、アイルランドからの移民たちによってアメリカに伝わったとき、アメリカではカブがあまり一般的ではありませんでした。
そこで、当時たくさん収穫できて、くり抜くのも簡単だったかぼちゃを代用するようになったそうです。
それが世界中に広まって、今ではすっかり「ハロウィン=かぼちゃ」のイメージが定着したんですね。
日本のハロウィン事情!イベントは30日と31日、どっちで楽しむ?

日本のハロウィン事情!イベントは30日と31日、どっちで楽しむ?
日本のハロウィンシーズンはいつからいつまで?
すっかり日本の秋の風物詩になったハロウィン。
イベントは10月31日だけじゃなく、もっと長い期間楽しめますよね。
テーマパークや商業施設では、気が早いところだと9月中旬ごろからハロウィンの飾り付けやイベントが始まります。
そして、11月に入るとすぐにクリスマスの準備が始まるので、だいたい10月いっぱいがハロウィンシーズンと言えるでしょう。
お家で飾り付けを楽しむなら、9月の終わり頃から準備を始めて、10月31日に向けて少しずつ盛り上げていくのが楽しいかもしれませんね。
日本でハロウィンが人気になったきっかけは?

日本でハロウィンが人気になったきっかけは?
今では当たり前のように楽しんでいるハロウィンですが、日本でここまで人気になったのは、実はそれほど昔のことではありません。
本格的に広まる大きなきっかけとなったのは、1990年代後半に東京ディズニーランドなどのテーマパークが始めたハロウィンイベントだと言われています。
テーマパークの楽しい雰囲気と仮装がマッチして、一気に多くの人に知られるようになりました。
そして2010年代に入ると、SNSの普及が人気をさらに加速させます。
仮装した若者が渋谷に集まる「渋谷ハロウィン」がニュースなどで大きく取り上げられ、仮装やコスプレを楽しむ大規模なイベントとして、日本中に定着していったんです。
イベントは週末に!30日と31日の楽しみ方の違い

イベントは週末に!30日と31日の楽しみ方の違い
では、結局のところ、30日と31日、どっちで楽しむのがベストなんでしょう?
これは、どう楽しみたいかによって少し変わってきます。
●30日(もしくは直前の週末)の楽しみ方
31日が平日の場合、大きなイベントやパレードはこの日に集中することが多いです。
日中に行われる家族向けのイベントも多いので、お子様連れでゆっくり楽しみたい方や、大規模なパレードに参加したい方におすすめです。
●31日(ハロウィン当日)の楽しみ方
ハロウィンの本番日です!
平日であっても、夜になると渋谷などの繁華街には仮装した人々が集まり、一年で一番の盛り上がりを見せます。
仲間たちと集まってパーティーをしたり、街の熱気を感じたりと、「本番」の雰囲気を存分に味わいたい方は、ぜひこの日を楽しみましょう。
この記事のまとめ
- ハロウィンの正式な日は10月31日
- イベントは直前の週末に開催されることも多い
- 起源は古代ケルトのサウィン祭
- サウィン祭は秋の収穫を祝うお祭り
- 古代ケルトでは10月31日が季節の切り替わりとして大切にされていた
- 当日は死者の魂が悪霊と共に現世へ来ると信じられていた
- 仮装は悪霊から身を守るための魔除けが始まり
- これがハロウィンの少し怖い本当の意味
- ジャックオーランタンはアイルランドの物語が由来
- 元々はかぼちゃではなくカブで作られていた
- アメリカで手に入りやすいかぼちゃに変わった
- 日本では1990年代から広まっていった
- テーマパークのイベントが大きなきっかけとなった
- 日本のハロウィンイベントは9月中旬ごろから楽しめる
- 31日が平日の場合は週末に盛り上がることが多い