秋の訪れとともに、一面が真っ赤な絨毯に染まる魔法のような場所があるのをご存知ですか?
それが埼玉県日高市にある「巾着田」です。
ここでは、いよいよ開催が近づいてきた「巾着田曼珠沙華まつり 2025」の魅力と、気になる今年の開花状況について、心を込めてお届けします。
この記事を読めば、巾着田曼珠沙華公園へのアクセス方法や、便利な巾着田の最寄り駅情報もばっちりです。
最高のタイミングで訪れるための開花状況のチェック方法から、「巾着田曼珠沙華まつり 2025」を120%楽しむためのポイントまで、詳しくご紹介していきますね!
巾着田曼珠沙華まつり 2025:日本最大級500万本の絶景へ

巾着田曼珠沙華まつり 2025:日本最大級500万本の絶景へ
こんにちは!
今回は、一度は訪れたい秋の絶景スポット、日高市の「巾着田」をご紹介します。
ここは、なんと500万本もの曼珠沙華(まんじゅしゃげ)、別名・彼岸花が咲き誇る、まさに日本最大級の群生地なんです。
その光景は、まるで深紅のベルベットを敷き詰めたかのよう。
非日常的で幻想的な世界が、そこに広がっています。
開催概要:期間と時間
さっそく、一番気になるお祭りの基本情報から見ていきましょう!
【開催期間】
令和7年9月19日(金) ~ 10月5日(日)
【開催時間】
午前9時 ~ 午後4時30分
カレンダーにしっかりと印を付けておいてくださいね♪
ちなみに、曼珠沙華が咲いている群生地エリアへは、朝早い午前7時から夕方5時まで入場できます。
朝の澄んだ空気の中、静かに咲く曼珠沙華を眺めるのも、とっても素敵ですよ。
ただ、お花の咲き具合によっては期間が変わることもあるので、お出かけ前には公式サイトをチェックするのがおすすめです。
入場料と駐車料金について

入場料と駐車料金について
この素晴らしい景色を守り、来年もまた美しい花を咲かせるために、開花期間中は少しだけご協力をお願いしています。
【入場料(1日あたり)】
お一人様:500円
中学生以下のお子様や、身体障がい者手帳などをお持ちの方は無料になりますので、ご安心ください。
また、20名様以上の団体でいらっしゃる場合は、合計金額から2割引になる嬉しいサービスもあります。
【駐車料金(1日あたり)】
普通車:500円
バス:3,000円(こちらは事前の予約が必要です)
バイク:100円
もし日高市にお住まいでしたら、免許証など住所がわかるものを見せると駐車場が無料になる特典も!
ぜひ活用してくださいね。
グルメと同時開催イベント情報

グルメと同時開催イベント情報
お祭りと言えば、やっぱりグルメも楽しみの一つですよね!
まつりの会場では、日高市の特産品やおいしいものが大集合する「うまいもの市」が開かれます。
地元の新鮮な食材を使った料理を味わいながら、美しい曼珠沙華を眺める時間は、きっと最高の思い出になりますよ。
さらに、見逃せないのが同時開催のイベントです!
【第7回 ひだか栗フェスティバル】
日時:9月28日(日) 9:00~14:00
※売り切れ次第終了となります
秋の味覚の代表格、栗!採れたての生栗などが販売される予定で、毎年大人気なんです。
曼珠沙華の赤と、栗のほっこりとした甘さ。秋の魅力を存分に味わってくださいね。
アクセス方法:電車でのんびり行くのがおすすめです

アクセス方法:電車でのんびり行くのがおすすめです
曼珠沙華が見頃を迎える時期は、巾着田の周辺道路が大変混雑します。
「駐車場にたどり着くだけで疲れてしまった…」なんてことを避けるためにも、ぜひ公共交通機関のご利用をおすすめします!
🚃 電車で行く場合
一番便利なのは、西武池袋線「高麗(こま)駅」です。
駅から巾着田までは、のどかな風景を楽しみながら歩いて約15分ほど。
お散歩気分で向かうのにちょうど良い距離ですね。
JR線をご利用の場合は、「高麗川(こまがわ)駅」が最寄りですが、こちらは徒歩で約45分と少し距離があります。
🚌 バスで行く場合
JR「高麗川駅」や西武池袋線「飯能駅」から、国際興業バスが出ています。
「巾着田」バス停で降りれば、そこから歩いて約3分で到着です。
🚗 車で行く方へ(無料シャトルバス情報)
どうしても車で、という方には「パーク&ライド」が賢い選択です。
まつり期間中の特定の土日祝日には、高麗神社駐車場(駐車無料)から巾着田まで、無料のシャトルバスが運行されます。
渋滞を避けてスムーズに会場へ行けるので、ぜひ利用を検討してみてくださいね。
巾着田の魅力をまるごと満喫!お祭りの楽しみ方ガイド

巾着田の魅力をまるごと満喫!お祭りの楽しみ方ガイド
巾着田の素晴らしさは、500万本の曼珠沙華だけにとどまりません。
豊かな自然と、そこに息づく歴史や文化に触れながら、一日をゆっくりと過ごすことができます。
巾着田の歴史と素敵な名前の由来
「どうして『巾着田』っていう名前なんだろう?」と、不思議に思いませんか?
その答えは、巾着田の北西にそびえる日和田山(ひわださん)の山頂近くから見るとわかります。
高麗川が大きく蛇行してできた土地の形が、昔の人が使っていたお金や小物を入れる袋、「巾着」にそっくりなんです。
このユニークな地形が、この名前の由来になったんですね。
平成29年(2017年)には、当時の天皇皇后両陛下もこの地を訪れ、満開の曼珠沙華を静かに楽しまれたそうです。
そんな由緒ある場所でもあるんですよ。
日本一の木製橋「あいあい橋」で記念撮影を

日本一の木製橋「あいあい橋」で記念撮影を
散策の途中でぜひ立ち寄ってほしいのが、巾着田の中を流れる高麗川に架かる「あいあい橋」です。
この橋は、歩行者専用の木の橋なのですが、実は木製トラス構造の橋としては日本一の長さ(91.2m)を誇ります。
木のぬくもりが感じられる美しい橋は、周囲の自然と見事に調和していて、どこを切り取っても絵になります。
絶好のフォトスポットなので、ぜひ素敵な一枚を撮影してくださいね。
曼珠沙華だけじゃない!四季折々の美しい花々

曼珠沙華だけじゃない!四季折々の美しい花々
巾着田が多くの人々を魅了するのは、秋だけではありません。
ここでは、一年を通してさまざまな花が訪れる人々を迎えてくれます。
春には、約100本のソメイヨシノと一面の菜の花が咲き誇り、ピンクと黄色のコントラストが息をのむ美しさです。
初夏には、しっとりと咲くアジサイが心を和ませてくれます。
そして、曼珠沙華の季節が終わった秋には、色とりどりのコスモス畑が広がり、また違った表情を見せてくれます。
どの季節に訪れても、きっと新しい感動に出会えるはずです。
みんなで楽しむためのお約束ごと

みんなで楽しむためのお約束ごと
この美しい場所を、訪れる人みんなが気持ちよく楽しめるように、いくつか素敵なお約束があります。
三脚の使用について
曼珠沙華が咲いている群生地の中では、三脚や一脚を使うことができません。
これは、繊細な花の根や芽を踏んでしまわないようにするためです。ご協力をお願いします。
ペットと一緒の方へ
わんちゃんと一緒に散策することもできますが、必ずリードを短く持って、他の方への配慮をお願いしますね。
ゴミについて
美しい自然を守るため、ゴミは各自でお持ち帰りください。
みんなでこの景色を大切にしていきましょう。
この記事のまとめ
-
- 巾着田は500万本の曼珠沙華が咲く日本最大級の群生地
- 2025年のまつりは9月19日から10月5日まで開催
- まつりの時間は午前9時から午後4時30分まで
- 群生地への入場は午前7時から午後5時まで可能
- 入場料は一人500円で中学生以下は無料
- 駐車場は普通車一台500円
- まつり期間中は周辺道路が大変混雑する
- 公共交通機関の利用を強く推奨
- 最寄り駅は西武池袋線の高麗駅で徒歩約15分
- 高麗神社から無料のシャトルバスが特定日に運行される
- 会場では日高市の特産品やグルメが楽しめる
- ひだか栗フェスティバルも同時開催予定(詳細は要確認)
- 木製の「あいあい橋」も見どころの一つ
- 春は桜と菜の花、秋はコスモスなど四季を通じて花が楽しめる
- 群生地内での三脚の使用は禁止
本記事は提供された情報に基づき作成しておりますが、イベントの日程や料金、交通情報などは変更になる可能性があります。
お出かけの際には、必ず日高市公式ホームページや巾着田管理事務所公式サイトにて最新の情報をご確認いただきますよう、お願い申し上げます。