京都では、例年7月に『祇園祭』が開催されています。
祇園祭には例年約180万人もの人が京都に集まり、町全体が活気あふれる大きなイベントとなりますが、京都・お祭りならではの山鉾巡行はどこで見ることができるのでしょうか。
お祭り期間中は混雑が予想されますので、事前にどこの場所で見ることができるのか・時間帯・混雑具合など、事前にリサーチをしてから訪問することをおすすめします。
こちらの記事では、
- 祇園祭2025の開催日程・スケジュールは
- 祇園祭2025の巡行ルートや場所・時間
- 祇園祭2025の観覧席・無料で見える場所・時間
- 祇園祭2025の混雑状況
- 祇園祭2025の屋台情報
などをご紹介します。
祇園祭は毎年大変混雑しますが、混雑を少しでも回避できると良いですね♪
是非こちらの記事を参考にしてみてください。
祇園祭2025の日程・スケジュールは?

祇園祭は7月1日から31日まで、丸1カ月間という長い期間で開催されます。
祇園祭2025の日程をまとめてみました。
【2025年祇園祭の日程・スケジュール】
7月1日:吉符入
7月2日:くじ取り式
7月10-14日:山鉾建て
7月14-16日:宵山(前祭)
7月17日:山鉾巡行(前祭)・神幸祭
7月18-21日:山鉾建て(後祭)
7月21-23日:宵山(後祭)
7月24日:山鉾巡行(後祭)、花傘巡行、還幸祭
7月31日:疫神社夏越祭
このように1カ月間にわたり開催される祇園祭ですが、そのなかでも最も賑わい活気がある日が、『7月17日(山鉾巡行前祭)と24日(山鉾巡行前祭後祭)』と言われています。
山鉾巡行は、高さ約25メートルの鉾、高さ約15メートルの山が京都の町中を歩きますので、お祭りの雰囲気をたっぷりと楽しむことが出来ます。
山と鉾は前祭、後祭あわせて全部で34基ありますよ♪
2025年の祇園祭の山鉾巡行どこでみる?観覧席場所は?

祇園祭のメインとも言われている「山鉾巡行」は、どこで見ることが出来るのでしょうか。
山鉾巡行のルートやスケジュール・時間、有料観覧席、無料でも鑑賞することのできる穴場スポットをご紹介します。
山鉾巡行のルートやスケジュール・時間
まず、巡行ルートやスケジュール・時間について事前にチェックしてみましょう。
巡行ルートやスケジュール・時間は例年同じ時間帯です。
7月17日【山鉾巡行(前祭)】
9:00:四条烏丸出発
9:35:四条河原町
10:20:河原町御池
11:20:新町御池到着
前祭では、巡行の順番を確認するための「くじ改め」が『四条堺町』で行われ、その後に四条河原町、河原町御池、新町御池で「辻廻し」が行われます。
7月24日【山鉾巡行(後祭)】
9:30:烏丸御池出発
10:00:河原町御池
10:40:四条河原町
11:20:四条烏丸到着
後祭では、前祭と逆の巡行ルートになります。
くじ改めは、烏丸御池を出発してから「市役所前」で行われます。
有料観覧席の場所や時間
山鉾巡行は祇園祭の一番の見どころになっており、「有料観覧席」の用意&販売があります。
有料観覧席は、
前祭は「御池通の寺町通から新町通の間」、
後祭は「御池通の寺町通から河原町通の間」・「烏丸御池周辺」
の位置になります。
山鉾巡行をゆっくり座って鑑賞したい・見やすい位置から鑑賞したいという方は是非購入して祇園祭を楽しむことをおすすめします。

有料観覧席を購入しない場合は、山鉾巡行をみるために早朝から場所取り行われるほど毎年混雑しているのですが、有料観覧席なら山鉾の豪華な装飾も見学できるほどの近さですよ♪
後祭の観覧席では、山鉾巡行の見どころのひとつ、くじ改めが観覧席近くで行われます。
有料観覧席の値段はまだ今年は発表されていませんが、例年4,100円からとなっており、専用ガイドのイヤホン解説付きのプランは9,000円です。
詳細は5月下旬に発表される予定・販売は6月上旬の予定です。
参考までに昨年の値段はこちらです。
【席の種類・値段】
◎一般席
最前列6,000円
2列目以降4,100円
◎まなび席
最前列11,000円
2列目以降9,000円
※専属講師によるイヤホン解説付
宵山函谷鉾特別見学付きの祇園祭プレミアム観覧席(7月17日のみ)20万円という特別なプランもあります♪
なお、昨年は祇園祭の公式サイトやコンビニ、旅行代理店などで買うことができました。
有料観覧席以外の穴場
山鉾巡行は、祇園祭のみどころのひとつになっており、大変な混雑が予想されます。
そんな混雑した中で山鉾巡行をみるのはかなり大変かもしれませんが、前祭であれば「御池新町通」がおすすめです。
御池通の新町通が最終地点となるので、ほかのスポットよりも見物客に来られる方は多くなく見やすいため、山鉾をじっくり鑑賞できます。
巡行の見せ場となる「辻廻し」も行っていることがあるので、混雑を避けたい方はおすすめです。
後祭ではあれば、「京都市役所前付近」がおすすめです。道幅も広めで、花傘巡行も見ることが出来ます。
また、祇園祭の山鉾は、前祭りと後祭りの山鉾巡行の時にしか鑑賞できないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、祇園祭の期間中に、山鉾は京都市内の中心部や各所に展示され、昼夜を問わず見ることができます。
山鉾巡行の日程以外に行くことで、人混みを避け、迫力満点の山鉾を間近で見ることもできます。
祇園祭の混雑状況は?

祇園祭は、京都三大祭や日本三大祭など、数々の三大祭の一つに挙げられる伝統がある大きなお祭です。
特に屋台が出店される7月15日・16日と、山鉾巡行が行われるの17日・24日は大混雑が予想されます。
混雑の時間帯については、土日は時間帯に関係なく終日混雑する傾向にありますが、平日の午前中は比較的空いており、お昼頃であれば子供と一緒に散策できます。
ランチタイムを過ぎると徐々に混み始め、18:00~23:00まで混雑しています。
主に夕方から混み始める傾向にありますので、混雑を少しでも避けたい場合には平日の昼がおすすめです。
前に進もうとしても少しずつしか動かず、目的の場所に移動するだけでも一苦労であることがあります。
また、京都の夏は非常に暑いです。
帽子・うちわ・扇子・携帯ミニ扇風機・タオルは是非持っていっていくことをおすすめします。
屋台情報
祇園祭の屋台は、
- 烏丸通
- 室町通の山伏山から白楽天山周辺
- 新町通の放下鉾から岩戸山周辺など
に出店されます。
屋台が出店される7月15日・16日のみです。
屋台の営業時間は一定ではありませんが、昼前から夜遅くまで営業しているところが多いです。
10時頃から営業を始める屋台が徐々に増えてきて、お祭りに合わせて23時頃に閉店するお店がほとんどです。
ただ、烏丸通だけが18時から23時になっているので、注意してくださいね。
一番開いている屋台が多くなるのは、昼頃からなので、様々な屋台を全部見てみたいのなら昼から夜にかけて出かけてみると良いと思います。
ちなみに、営業時間内であっても、品切れになった場合は店を閉めてしまうところもあるので、気になるお店は先に回った方が良いかもしれません。
今年の屋台メニューの詳細は分かっていませんが、例年のメニューは、
- たこ焼き
- しみだれ豚まん
- 塩枝豆
- フォアグラオムレツ
- はもカツバーガー
- 角煮コロッケ
- だし巻き
- かき氷
- アイスチョコバナナ
- 金魚サイダー
- 水あずきなど
しみだれ豚まんは祇園祭名物とも言われています♪
だし巻きサンドやはもカツバーガー等、京都ならではの地元グルメになりますので、是非食べてみてください。
金魚サイダーもとても可愛しく、お祭りにピッタリなドリンクです。
まとめ
祇園祭は京都で行われる大きな季節イベントです。
この記事では、2025年の祇園祭の日程や巡行ルート・屋台出店状況や混雑情報などをまとめご紹介しました。
◎2025年の祇園祭は「7月1日~31日」までの1カ月の期間開催される予定。
◎山鉾巡行(前祭)は7月17日・山鉾巡行は7月24日。
◎祇園祭は大混雑が予想されます。
特に7月14日~17日の期間&24日は人出が非常に多くなる傾向があります。
7月中はお祭りの雰囲気を味わうことができますので、観光にお出かけしようと思っている方は是非楽しんできてくださいね♪
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